TRAVEL

2021.09.17
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これからの旅のカタチ ―こだわりの旅スタイル②―
水辺が美しい美術館

日本中の美術館を訪ね回るライター浦島茂世さんの絶景美術館を巡る北信越の旅

国内外の美術館やギャラリーを数多く訪れ、その魅力を発信する美術ライターの浦島茂世さん。今回の旅は、絶景とアートの両方に出会える北信越へ。
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  • Taiko Imai
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水辺が美しい美術館

  • illustration=Kayo Yamaguchi

  • 「美しいスタバ」があることで有名な富山県富岩運河環水公園内に、2017年にリニューアルオープンした「富山県美術館」が次の目的地。「何といっても、立山連峰を一望できるロケーションが素晴らしい!

  • 立山連峰の景色を取り込んだ設計は「安曇野ちひろ美術館」と同じ内藤廣(3階からの眺望)。 写真提供:富山県美術館

  • 屋上庭園からの眺めは一見の価値ありです。ポスターや名作椅子など、デザイン展示に力を入れているのも特徴です。

  • 椅子やポスターのデザイン史に残る名作(©小川重雄)。 写真提供:富山県美術館

  • 富山県は食べ物もおいしいし、素敵なアートスポットもたくさんあるのですが、人柄が奥ゆかしいのか、あまり"どうだ!"とアピールしないのが少しもったいないなと思っています(笑)。隈研吾さんの設計が素晴らしい『富山市ガラス美術館』へも、ぜひ足を延ばしてみてください」

  • 春から秋にオープンする屋上には“ふわふわ”“ぐるぐる”などをモチーフにした遊具が並ぶ(オノマトペの屋上)。 写真提供:富山県美術館

  • 美術館のアイドル、白くま。(三沢厚彦《Animal2017-01-B》富山県美術館所蔵撮影:小杉善和)。 写真提供:富山県美術館

富山県美術館

  • 富山県美術館

  • 住所:富山県富山市木場町3-20
    TEL:076-431-2711
    営業時間:9:30~18:00(屋上庭園は8:00~22:00まで。入館は閉館の30分前まで)
    定休日:水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
    tad-toyama.jp
    ※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。

MOYO URASHIMA

  • 美術館訪問が日課のフリーライター。国内外の旅行先でも美術館を尋ね歩く。『東京のちいさな美術館めぐり』(GB)をはじめ、美術関連の著書多数。All Aboutのオフィシャルガイドとして「美術館」を担当中。



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