TRAVEL

2020.08.14
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港町横浜。8つの記憶を訪ねる旅
記憶その4 横浜港大さん橋
横浜の“いま”を映し出す夕景

1859年、寒村に過ぎなかった横浜は、
日本の玄関口としての歴史を歩み始めた。
異国の風を受け、その文化を花開かせて約160年。
港町の歴史を鮮やかに刻む、8つの場所を旅する。
その記憶は美しく、懐かしく、そして楽しく......。
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  • Michiyo Nishiuehara
  • PHOTO
  • Takeshi Fukuhara
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明治時代、大型船を迎え入れるために......

  • 残照のなか、みなとみらいのビル群が次第にシルエットへと変わっていく。手前に見えるのは赤レンガ倉庫。
  • 横浜港大さん橋から夕景を眺める頬に、海風が心地いい。
  • 開港当初の横浜港では、停泊する船と「象の鼻」と呼ばれる船着き場を艀(はしけ)で行き来していたという。大さん橋は明治27年、大型船が着岸できるよう、象の鼻の先に整備された鉄桟橋に始まる。
  • 当時の通称はメリケン波止場。関東大震災や米軍の接収などを潜り抜けて何度か改修を重ね、現在の大さん橋は平成14年にできた7代目になる。
  • 横浜の街並みを一望
    横浜港 大さん橋 国際客船ターミナル
    各国の客船が寄港する世界への架け橋。ウッドデッキと天然芝の屋上広場では、散歩がてら景色が楽しめる。
  • 2階の回廊から、屋上へ上がった。
  • 緩やかに起伏をなすウッドデッキから、みなとみらいはもちろんベイブリッジもマリンタワーも、360度見渡せるパノラマビュー!関内方面には昼間訪れたジャックを含めて、3つの塔の姿も見える。
  • 外国の船乗りたちが航海の安全と旅の幸運を祈った横浜三塔。いま、ひと目で見渡せる場所は数少ない。

横浜港 大さん橋 国際客船ターミナル

  • 横浜市中区海岸通1-1-4
    TEL:045-211-2304
    osanbashi.jp
    Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。

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