GOURMET

2020.08.21
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港町横浜。8つの記憶を訪ねる旅
記憶その5 田中家
幕末志士や偉人たちが集った名店

1859年、寒村に過ぎなかった横浜は、
日本の玄関口としての歴史を歩み始めた。
異国の風を受け、その文化を花開かせて約160年。
港町の歴史を鮮やかに刻む、8つの場所を旅する。
その記憶は美しく、懐かしく、そして楽しく......。
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  • Michiyo Nishiuehara
  • PHOTO
  • Takeshi Fukuhara
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和空間で極上会席を
田中家

  • 翌日。東海道屈指の宿場として栄えた神奈川宿で、いまに続く唯一の老舗料亭「田中家」に。創業は文久3年。
  • 「攘夷派によるトラブルを避けるため、人の多い神奈川宿ではなく、当時寒村だった横浜を開港したそうです」
    そう6代目の若女将が教えてくれた。
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  • 神奈川宿には維新の志士たちが行き交い、田中家では坂本竜馬亡き後、妻おりょうが
    勝海舟の口ききで一時働いていたという。

  • 伊藤博文、西郷隆盛も訪れたという老舗。店内にはおりょうの写真や夏目漱石の書など貴重な資料の展示も。
  • 昔は砂浜だった店の裏手にはいまやビルや住宅が建ち並ぶが、落ち着いた和の空間で贅を凝らした料理を味わえば、維新の昔が偲ばれる。

田中家

  • 横浜市神奈川区台町11-1
    TEL:045-311-2621
    tanakaya1863.co.jp
    Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。

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