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2020.01.17
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金沢の冬の味覚6選
鮨処 あいじ

冬の金沢の楽しみは、風物詩「香箱ガニ」をはじめとする、冬の味覚から。
冬ならではの金沢の味をご紹介します。
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  • Wakana Yanagida
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  • Ken Nakayama
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鮨店が魅せる遊び心と 洗練されたあたたかみ

  • 「鮨処あいじ」は金沢屈指の鮨店である。けれども、敷居の高さを客に感じさせないあたたかさに、地元常連客からの信頼も厚い。快活な店主・下谷愛治さんの人柄もさることながら、型にとらわれない鮨屋の愉しみ方を提供してくれるからだ。
  • たとえば、冬場には鍋が登場して、刺身をしゃぶしゃぶで味わえる(要予約)。「この光景だけ見たら、鮨屋には見えないですよね」と下谷さんは笑うが、さまざまな手法で冬の幸を味わってもらいたいという心遣いが伝わってくる。
  • コースは二種類あり、「カニづくしにしてほしい」など、予約時に要望を伝えると、一見さんでも柔軟に対応してもらえる。
  • 香箱ガニの内子・外子・カニ身を美しく甲羅に盛った「カニ面」。同店はつまみの秀逸さでも知られ、お酒を愉しむ常連客も多い。
  • 冬場は、ブリ・カニ・白子など、日本海のスターが揃う。「その食材を使って、どう“遊ぶ”か。鮨屋の腕のみせどころなんです」と下谷さん。
  • この時期にぜひ味わってほしいのは、「ノドグロの蒸し鮨」。ふくよかに蒸しあげられたノドグロに、澄んだ出汁のあたたかなあんがかかる。口に含んだ瞬間に、ふわりと溶けて、まるで淡雪のよう。洗練されていながら、どこか家庭的なぬくもりのある、あいじ名物のひとつだ。
  • ノドグロの握りを蒸した「ノドグロの蒸し鮨」。 香箱ガニの蒸し鮨も絶品。
  • 冬に食べたい握り、寒ブリ・ボタンエビ・ノドグロの炙り。脂ののった寒ブリに、思わず頬がゆるむ。野菜の浅漬けを添えるのがあいじ流。下谷さんの“おふくろの味”だ。
  • 昆布締めなど丁寧な仕込みのネタが並ぶ。
  • 赤米からつくられた酢を用いる「あいじ」のシャリ。
  • カウンター8席。奥に個室がある。コースは¥8,000と、¥12,000の2種(税別)。
  • また、11月末には犀川を挟んだ「にし茶屋街」で姉妹店「鮨きしん」が昼限定でオープンした。鮨とどう“遊ぶ”のか。とても楽しみだ。

鮨処 あいじ

  • 住所:金沢市片町2-30-2 片町ペントハウス1F
    tel:076-234-3733 ※完全予約制
    営業時間:11:00〜14:00、17:00〜23:00
    定休日:日曜

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