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2022.06.03
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大切なあの人に手書きの贈り物を。
吉祥寺の文房具ショップ巡り

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  • Mei Hiramatsu
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  • 指先ひとつで、誰もが気軽にメッセージを送れる今の時代。
    あえてペンと便箋を買い、手書きで言葉をつづる“手紙”は、贈る方も、贈られる方も嬉しいもの。

    個性的なお店の多い吉祥寺には、そんな手紙を書くのにぴったりな文房具ショップが立ち並ぶ。そこで今回は思わず手紙を書きたくなるような、吉祥寺のひと味違った文房具ショップを2店舗ご紹介。

    大切な人への贈り物に、そっと手紙を添えてみよう。

ヨーロッパの輸入文房具店「Giovanni(ジョヴァンニ)」

  • イタリアで伝統的な文房具の羽ペンやガラスペン、シーリングスタンプなどの輸入商品を1000種類ほど取り揃えている「Giovanni(ジョヴァンニ)」。

    イタリア製のものを中心に、フランスやスペインなどから輸入された商品が所狭しと並ぶ店内は、まるで異国にワープしたかのような唯一無二の世界観だ。
  • 「ジョヴァンニ」では、書斎のインテリアも一緒に扱っている。
  • 「イタリアにはイタリアの、フランスにはフランスのディスプレーや空気感があり、その違いが面白いです。例えばフランスは色味を多く使用しているのに対して、イタリアは伝統を重んじるため重厚的。イタリアの中でもミラノはモダン的だったり、ナポリは昔ながらの雰囲気を残していたりと、土地によっても雰囲気が異なるのが魅力です」

    元々大手の文房具店でバイヤーをしていた、店主の高梨さん。ヨーロッパを訪れた際に見たことのない文房具に出会って衝撃を受け、自身でお店を始めることにしたのだそう。

    イタリアには年に1度、1ヶ月間ほど滞在し、なるべく現地の店舗の空気感やインテリアに近付けるよう意識されているそうで、「ジョヴァンニ」で販売されている商品は高梨さんが実際に訪れたイタリアの文房具店で扱われていたもの。

    ほとんどのものはイタリアに発注しているオーダーメイドの商品ながら、日常に取り入れやすい価格設定なのも嬉しい。
  • 注文してから作られるハンドメイドのスタンプはアメリカ製。
  • シーリングスタンプ、ワックス、スタンプなどはそれぞれ200種類ほど展開しているため、海外からの来客も絶えない。
  • 「シーリングスタンプはそれぞれのマークに色々な意味がありますが、本場のイタリアでも、マークを選ぶ基準は『かっこいいから』などシンプルな理由であることが多いです。スタンプとワックスがあれば誰でもすぐに始められるので、好きなマークや色のワックスを、直感で選んでいただけたら」
  • 専門の職人に発注し、手彫りで作られているオリジナルのシーリングスタンプなど、市販ではなかなか見かけないデザインも展開している。

    「フクロウ」は知恵、「ハチ」は協調性など、意味のあるマークは高梨さんに聞くと教えていただけるため、意味から選んでみるのも楽しいだろう。
  • 筆記具としての歴史が長い伝統的な羽ペンは、ガチョウの羽を使用しているものが多いのだとか。
  • ペン先は100年ほど前のアンティークでありながら、状態は非常に良いガラスペン。
  • ベネチアのガラスを使用したガラスペンはどれも一点もので、自分だけのオリジナルを持つこと、ハンドメイドを愛するイタリアならではのこだわりを感じられる。

    それぞれ異なった長さや形、輝きを持つのでじっくり自分好みのものを探してみて。
  • フランス製やイタリア製かによってデザインが異なる紙ものや、パリの蚤の市のキーホルダー。選ぶ時間も旅気分で楽しい。
  • 文房具以外のディスプレーされているものにも値札がついており、販売されているアイテムも。ヨーロッパでもなかなか見かけない珍しい商品が並んでいるので、ぜひ宝探しのような感覚で店内を見渡していただきたい。

Giovanni(ジョヴァンニ)

  • 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町4-13-2
    TEL:0422-20-0171
    営業時間:12:00〜19:00
    定休日:水曜日
    giovanni.jp
    ※Webサイトをご確認の上、お出かけください。

印刷会社発の紙雑貨店「Paper message (ペーパーメッセージ)」

  • 高知県に本社を構える印刷会社が、2012年にオープンした紙雑貨店「Paper message(ペーパーメッセージ)吉祥寺店」。

    紙や印刷の面白さ、可能性をよりたくさんの人に伝えたいという想いから、オリジナル商品の販売や印刷のオーダーなど、紙にまつわるさまざま提案を行っている「ペーパーメッセージ」。
  • 「ペーパーメッセージ」には専属のデザイナーが所属しており、アイデア出しからイラスト制作、印刷まで自社で行なっているため、全てのデザインがオリジナル。

    商品によって雰囲気が異なり、他ではなかなか見つからない柄や形のアイテムが魅力的だ。

    またデザインやイラストはもちろん、注目すべきはその素材や印刷方法。色々な紙を使用しながら、箔押しや活版印刷など、珍しい印刷方法も商品に取り入れている。
  • お客さまからの要望を取り入れることも多く、こちらの誕生花にまつわる紙ものもお客さまからの声で商品化したのだそう。
  • 商品はフェアごとに増えて入れ替わり、お花をモチーフにした商品が多く揃う「花フェスタ」や、猫の写真を募集しイラストを作成する「猫博」では猫のイラスト柄の商品がメインに展開される。

    フェアの期間は2,3ヶ月ほどで、常時さまざまなイベントを行なっているので来るたびに違う楽しみ方や発見があるのも嬉しい。
  • 定番かつ人気の商品は、紙でできた一輪挿しの花瓶とお花。繊細でなんとも可愛らしいイラストのお花は、なんと季節ごとに変わるのだとか。
  • 母の日や父の日などのイベントごとにはもちろん、水替えが必要ないのでお見舞いのお花に選ぶ方も。お花を何本か購入すればその日の気軽で替えられるので、贈り物として、自宅のインテリアとして購入するのもおすすめだ。
  • 吉祥寺のおみやげにぴったりな、吉祥寺店限定の商品も。
  • 既製品の販売だけではなく、ウェディングアイテムや名刺、便箋のオーダーなど個人でも1枚から注文できるのは、印刷会社が運営するお店ならでは!

    自分でデザインしたものや、デザイナーにデータを依頼しての制作も可能なので、自分だけのオリジナル紙雑貨を作ってみては?
  • 「ちょっぴり個性的で、贈る相手がより嬉しい気持ちになってくれるようなものをみんなで作れたらと思い、日々制作・販売をしています」

    そう語ってくれたのは吉祥寺店の池田さん。誕生日やお祝いごと、誰かに感謝の気持ちを伝えたいときはもちろん、さり気なくメッセージを添えたいときにもぴったりの商品が並ぶ「ペーパーメッセージ 吉祥寺店」。

    贈る人の顔を思い浮かべながら商品を選ぶ時間が、何より楽しいことを思い出させてくれる空間にこころが弾む。

Paper message (ペーパーメッセージ)

  • 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町4-1-3
    TEL:0422-27-1854
    営業時間:11:00~19:00
    定休日:不定休
    papermessage.jp
    ※Webサイトをご確認の上、お出かけください。

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