GOURMET

2021.12.17
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横浜 山手で過ごす一日①
こだわりの手作り洋食を
横浜山手で。
老舗洋食レストラン「山手 ロシュ」

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  • Mei Hiramatsu
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  • 西洋の文化をいち早く取り入れ、今もその面影が残る横浜山手エリア。今回はそんな西洋の空気感の中で、こだわりの洋食がいただける「山手ロシュ」をご紹介しよう。


横浜山手で50年以上愛される味


  • 山手の外国人墓地前で、1967年から50年以上続く老舗の手作り洋食レストラン「山手ロシュ」。

    店名の「ロシュ」とはフランス語で「岩(ロック)」の意味を持ち、お城の壁だった岩がコンセプトのひとつになっているのだとか。

    先代のオーナーは洋食が持つ日本独特の華やかさを好んでいたため、オープン時から今日まで、改装などをしながらも手作りの洋食を提供しつづけている。


  • 「城壁」の要素は、特徴的な看板やロゴにも盛り込まれている。


  • 建物や電線がなく見晴らしのいいロケーションも、山手ロシュの魅力のひとつ。一面窓ガラスの景色からは、洋食の文化と同じように先代の文化を繋いできた山手ならではの、空気や時間の流れを感じられる。


この世にひとつしかない、こだわりのスペシャルメニュー


  • ビーフシチューハンバーグ ¥1,700(税込)


  • イチオシは洋食定番のハンバーグとビーフシチューがセットになった「ビーフシチューハンバーグ」。

    「山手ロシュ」のデミソースで特徴的なのは、なんといってもその甘さ。国産牛と和牛で作られているハンバーグは、ソースが甘いことで旨味やコクが引き立てられる。

    「日本はごはんとおかずを一緒に食べる文化なので、ごはんを食べるための要素が含まれているのが洋食のポジションだと思っています」と、シェフの小林さんは語る。

    パンと食べるのであれば1、2日で完成するソースを「山手ロシュ」ではごはんと一緒に食べても素材のコクを感じられるデミソースにするため、なんと10日以上の日数をかけて作られているのだから驚きだ。


  • 花の紋様が可愛らしい器は、ノリタケに特注したもの。


  • ビーフシチューのビーフは表面を焼いた後、デミソースの中で7時間ほど、とろ火でじっくりと煮る。そうすることで中までしっかり火が通り、旨味を逃さない味になるのだそう。

    つやつやと光るビーフシチューは口に入れた瞬間ほろりと崩れ、肉の旨味がソースと絡み合う。これまたジューシーなハンバーグと交互に、ぜひご飯と一緒に食べていただきたい。


  • 確かなこだわりと素材、手間ひまかけた分の価値がありながら、メニューはいたってシンプル。誰に対してもフラットで、決して押しつけがましくない手作りのあたたかさとオリジナルの美味しさを提供してくれる。
  • タイミングが良ければ、手作りのケーキがショーケースに並ぶ。写真はバナナケーキ。

  • 店内に飾られている作品は、お客さまからいただいたものなのだとか。

  • 全てがハンドメイドでスペシャルな味を提供しつづける「山手ロシュ」。

    山手の街がそうであるように「山手ロシュ」もまた、他にはない“唯一無二”の洋食屋として、訪れた人に特別であたたかな思い出を残す。

山手ロシュ

  • 住所:横浜市中区山手町246 カーネルスコーナー1階
    TEL:045-621-9811
    営業時間:11:00〜19:00 LO
    定休日:月曜、火曜
    yamate-roche.com
    ※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。

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