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2019.11.15
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丹波山村
自然と人の営みが紡いできた里山の姿をいまに残す Vol.3

降り注ぐ太陽、こんもりと生い茂る木々、湧き出る水……。悠久なる大自然に抱かれた丹波山村には、自然の恩恵を受けた素晴らしい食材が山ほどあり、村独自の食文化が育まれてきた。今回は丹波山村の特産品やソウルフードにスポットを当ててみよう。
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  • Yuko Yoshiura
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  • Shinsuke Sugino
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  • 降り注ぐ太陽、こんもりと生い茂る木々、湧き出る水……。悠久なる大自然に抱かれた丹波山村には、自然の恩恵を受けた素晴らしい食材が山ほどあり、村独自の食文化が育まれてきた。今回は丹波山村の特産品やソウルフードにスポットを当ててみよう。
  • 狩猟文化が受け継がれてきた丹波山村では、近年ジビエ産業に力を注いでいるという。その中心となるのは鹿肉。多彩な鹿肉メニューが供されている「道の駅たばやま」の食堂へさっそく行ってみた。丹波鹿丼、丹波鹿カレー、丹波鹿そば、鹿コロッケなど迷うが、ここはやはり昨年発売され、休日には売り切れ続出だという鹿ばぁーがーを。
  • ソフトなバンズと野菜、ソースが鹿肉パテと一体化。ジビエが苦手な方でも一度チャレンジを。
  • 鹿肉パテは臭みがなくて食べやすく、歯ごたえ抜群。噛みしめると濃厚な肉のうま味が広がってウマい!
  • 併設の農林産物直売所も忘れずに立ち寄りたい。特産品であるじゃがいもをはじめ、採れたての旬野菜や、鹿肉ソーセージ、丹波山村のマスコットキャラクター「タバスキー」グッズなどがズラリと並び、おみやげにぴったりだ。
  • 丹波山村産の野菜たち。村の人々が毎朝、採れたてを持ち寄るそう。
  • 「タバスキー」をモチーフにした地ビールがキュート。
  • 「丹波山村水源公園」内の「やまびこ食堂」は、アットホームな雰囲気で、村に伝わる郷土食が味わえる。たとえば、地元の山から採ってきた山菜、昔ながらのこんにゃく、丹波川の清流で育まれたヤマメなど。特におそばは代表格。昔はどの家でもそばを育てていて、各家庭で手打ちしたそばをすするのが当たり前だったそうだ。
  • コシの強いおそばと、丹波山産の野菜や原木舞茸など季節の食材を盛り込んだ天ぷら付き。ボリュームたっぷりの天ざるそば。
  • 手作りさしみこんにゃくは、みずみずしくほどよい食感。
  • 丹波山村でいま一番人気といえる食スポットといえば、村唯一のパン屋さん「きのしたベーカリー」。
  • 原料にこだわり、精魂込めたパン作りがモットーの木下夫妻。
  • 生まれも育ちも丹波山村の木下武久・美佐さんご夫婦がひとつひとつ思いを込めて焼き上げるパンは県外からも多くの人が訪れるほど評判。「パン作りが趣味で、焼き上がるとご近所におすそわけしていたんですが、周囲の応援もあってお店をオープンしました」と美佐さん。それを機に、役場勤めだった武久さんも退職してサポート。いまでは美佐さんも感心するほど生地作りの達人となっているそう。北海道産小麦100%、無添加生地。さらに1日に何度も焼き上げ、焼き立てを提供するのが信条。
  • パンは全20種類ほどあり、日替わりで店頭に並ぶ。
  • 優しい味わい同様に、ご夫婦の人柄が映し出されているように、ほんわかと温もりあるパンの表情に幸せを感じ、ひと口頬張れば満面の笑みに。聞けば、遥か昔、丹波山村には店先でジャムを塗ってもらえるコッペパンの店があり、村の子どもたちの大好きなおやつだったとか。ここのパンも、いま暮らす子どもたちにとって、ソウルフードとなっていくに違いない。

丹波山村公認のマスコットキャラクター“タバスキー”

  • 誕生したのは平成9年(1997年)10月。
    “丹”の文字をモチーフに“丹波山が好き”ということから“丹波好き~”と名づけました。UFOみたいな形から“アダムスキー型”ならぬ“タバスキー型”にもかけています。 そのカワイイ姿は村内外から大人気で、丹波山村をアピールするために大活躍しています。

  • 次回は、丹波山村で開催された、海外の子供たちと日本の子供たちの交流のお話です。

丹波山村役場ホームページ

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