もみじ祭のライトアップや
ユニークなAR御朱印も
- 福岡市の紅葉の名所として知られる紅葉八幡宮。11月末には、2日間の「もみじ祭」を挟んで華やかにライトアップされ、出店や伝統芸能の奉納を楽しむ人々でにぎわう。
- そんな紅葉八幡宮もふだんは静けさが漂い、朱塗りが美しい本殿にゆっくりと参拝できる。神楽堂鳥居前の赤と青の御影石で作られた獅子頭も見ておきたい。珍しい御影石なのだという。
- 最も多い参詣は、安産祈願。境内には、安産を願う「子安石」や丈夫な歯を願う「歯固め石」もあり、七五三など、成長の節目に参拝する人も多い。
流破風造の朱塗りの本殿は、紅葉によく映える。 子安石は、一つ持ち帰り、出産後は子の名前と生年月日を入れ、自分で新たに用意した石と共にここに戻す。 - 子どもと縁の深い神社になったのは、江戸時代に筑前国福岡藩三代目藩主、黒田光之侯が紅葉八幡宮のある村で生まれ育ったことから。黒田家の守護神として崇敬されてきた。大正期に現在地に移転したが、今も新年には10万人が参詣し、市民の憩いの場でもある。
- 「紅葉型の絵馬やおみくじが人気ですが、最近はAR御朱印を取り入れました。御朱印にスマホをかざすと、3Dの宮司や神功皇后(じんぐうこうごう)などが登場し、いわれなどのお話が読める仕組みです。宮司の声も本物なんですよ」と、禰宜の平山道宜さんは教えてくれた。現代風の“福”をいただくのも、神社めぐりの新しい楽しみ方になりそうだ。
紅葉の形と色をかたどった絵馬を奉納する掛所。人々の願いが紅葉色に染まっている。 筆文字アートを手がける博多絵師の錦山亭金太夫さんが干支を描いた絵馬。本殿前には大型の絵馬も奉納されている。 AR御朱印は、専用アプリのカメラをかざすと、紅葉八幡宮の御祭神である神功皇后や応神天皇などが登場。さまざまな角度から眺めたり、神様のいわれを知ることができ、家に帰ってからも、“福”を楽しむことができる。
紅葉八幡宮
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住所:福岡市早良区高取1-26-55
TEL:092-821-2049
参拝時間:終日
授与時間:9:00~17:00
アクセス:地下鉄空港線「藤崎駅」4番出口より徒歩約7分
momijihachimangu.or.jp/
- 次週金曜日12/6「鳥飼八幡宮」ご紹介いたします。お楽しみに!
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