- 川崎キングスカイフロント東急REIホテルは、2026年7月にリブランドし、The HOTEL Well-hub Hanedaへと名称を変更しました。 なお、レストラン「Captain's Grill and Bar」およびビジネスラウンジ「The WAREHOUSE BUSINESS LOUNGE & CAFE」は、営業を終了しました。
- 羽田空港から多摩川をはさんだ対岸にある「キングスカイフロント」は、ライフサイエンス、環境分野を中心とした研究機関、企業が集結し、新産業の創出を目指すオープンイノベーション拠点として整備されつつある地域。この先端地区に2018年6月に開業した「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」では「低炭素・循環型社会」を実現する取り組みが行われています。
- まず革新的なのが、使用済みプラスチックから製造した水素を燃料にして電気を作り出すという「世界初の水素ホテル」の試みです。これは環境省の地域連携・低炭素水素技術実証事業の一環で、昭和電工が受託し、川崎市がこれを支援。土地建物の所有者である大和ハウス工業、水素ユニット製造会社の東芝エネルギーシステムズの協力を得て、東急ホテルズが実際に水素を活用します。

The WAREHOUSE(倉庫)をコンセプトとするライフスタイルホテル。素材感を生かした個性的なインテリアが心地いい空間を実現。
- 家庭から出たプラスチックゴミから水素を作り、パイプラインでホテルまで送って燃料電池で「電気」と「熱エネルギー」に変換。電気エネルギーはテレビや照明の電源に、熱エネルギーはシャワーや大浴場のお湯に使用されます。この水素の1日の発電量は、なんと4人家族 82世帯分。ホテルの電力の約30%を担っているのです。この水素エネルギーは、作る・運ぶ・使う、すべての工程において低CO2化を実現しています。
- また、食品廃棄物を微生物によりメタン発酵させ、発生したバイオガスを燃料として発電する取り組みにも参画。再生可能エネルギーのみを使用する「ゼロ・エミプラン」を導入することで、ホテル電力を100%再生エネルギーでまかなっています。今後は同ホテルの使用済みアメニティを原料とした水素由来の電力でレタスを育成する試みや、環境教育を促す場としてSDGs修学旅行も計画。「もったいない」がつきもののホテルから「泊まるだけでエコ」なホテルへ変革し、業界全体の発展に寄与していきます。

水素由来の電力の使用状況を表示。


