2026.03.13
GOURMET

野毛で見つける “新しい横浜” おしゃれハシゴ酒の嗜み
一軒に4つの名店が集う「ぱおシティ」
/台湾餃子の新名所「紬茶ん」

桜木町駅からほど近く、600軒以上の飲食店がひしめき合う横浜・野毛エリア。戦後の闇市から続く歴史を持つこの街は、昭和の面影を残しながらも、新しい店が次々と生まれる活気に満ちた飲み屋街だ。

今回は、野毛に2025年に誕生した注目の2軒を訪ねた。一つは、席を移動せずに4つの店のはしご酒が楽しめる複合飲食施設「野毛の台所 ぱおシティ」。もう一つは、六本木の人気店で修業した店主が腕を振るう台湾餃子の店「餃子と点心 台湾点心屋台 紬茶ん」。昼から深夜まで、野毛の新しい楽しみ方を提案してくれる2軒だ。
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  • Shino Suzuki
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  • Shino Suzuki
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一つの場所で4つの味を堪能「野毛の台所 ぱおシティ」

  • 横浜・野毛「野毛の台所 ぱおシティ」外観
  • 桜木町駅から野毛の飲み屋街へ向かって歩くこと約6分。「野毛の台所 ぱおシティ」は、昼飲みの聖地として知られる地下の「ぴおシティ」をリスペクトし、その熱気を地上に広げたいという想いから2025年9月に誕生した。店名の「ぱお」は、地上にあることから「ぴ」を「ぱ」に変えたもの。遊び心のあるネーミングが、この店のカジュアルで楽しい雰囲気を物語っている。
  • 「野毛の台所 ぱおシティ」内観
  • 店内に足を踏み入れると、そこにはフードコードのようにテーブル席がずらり。中央にはドリンクカウンター、その周りを囲むように4つの専門店が並ぶ。まるでスーパーマーケットで買い物をするように、鮮魚コーナー、精肉コーナー、惣菜コーナーを回遊する感覚で、自由に料理を選べる仕組みだ。

    ぱおシティの最大の魅力は、4つの異なる専門店の料理を一度に楽しめること。韓国料理「Teji2」、本格マグロ料理「Tunaがる」、焼き鳥「&家」、創作イタリアン「とんとんとんきぃ」、それぞれが野毛で実績を積んだ専門店ばかりで、個性豊かなカウンターが並ぶ様子は、まるで食のテーマパークのようだ。
  • 「とんとんとんきぃ」店舗
  • 「とんとんとんきぃ」料理
    (左)ホロホロ角煮 / 902円(税込)、(右)切り立て生ハム盛り合わせ / 902円(税込)
  • 「とんとんとんきぃ」では、目の前で切り分けられる生ハムや、箸で崩れるほど柔らかく煮込まれたホロホロ角煮など、創作イタリアンの技が光る。カウンター越しに調理の様子を眺めながら、できたての料理を楽しめるのもこの店ならではだ。
  • 「Tunaがる」店舗
  • 「Tunaがる」料理
    (左)マグロネギトロいくら / 869円(税込)、(右)マグロのなめろう / 759円(税込)
  • 豊洲市場から直送される新鮮なマグロを扱う「Tunaがる」では、なめろうやイクラ乗せなど、マグロのおいしさを存分に味わえる品々が並ぶ。鮮魚コーナーを思わせるショーケースには、その日仕入れたマグロが並び、見ているだけでも食欲をそそられる。
  • 「&家」店舗
  • 「&家」料理
    (左)四種の盛り盛り魚 / 1,100円(税込)、(右)だし巻き(うなぎ) / 1,200円(税込)
  • 「&家」の焼き鳥コーナーからは、香ばしい匂いが漂ってくる。だし巻きにうなぎを入れた贅沢な一品や、四種の魚介を盛り合わせた一皿など、焼き鳥店の枠を超えた多彩なメニューが魅力。炭火の温かみを感じながら、職人の手仕事を間近で見られる。
  • 「Teji2」店舗
  • 「Teji2」料理
    (左)青唐チヂミ / 759円(税込)、(右)おでん冬季限定一本 / 198円(税込)
  • 野毛初進出となる「Teji2」では、本格的な韓国料理が味わえる。韓国おでんセットや青唐チヂミなど、韓国の屋台を思わせる品々が並ぶ。カラフルな盛り付けも目を引き、写真を撮りたくなる華やかさだ。
  • 野毛というまちならではの空間で、気の合う仲間と、あるいは相席で出会った新しい友人と、ここにしかない夜を楽しむ。4つのカウンターを巡りながら、それぞれの店主やスタッフとの会話を弾ませていたら、気づけば数時間が経っていた──そんな心地よさがここにはある。それが、ぱおシティの提案する新しい“ハシゴ酒”のスタイルだ。

野毛の台所 ぱおシティ

  • 住所:神奈川県横浜市中区宮川町2-23-6
    TEL:045-315-2294
    営業時間:月~金曜日 15:00~23:00 (料理・ドリンクL.O. 22:30)
         土、日、祝日 12:00~23:00(料理・ドリンクL.O. 22:30)
    定休日:なし
    instagram.com/paocity_noge/
    ※ 最新情報をご確認の上、お出かけください。

肉汁溢れる台湾餃子が推し「餃子と点心 台湾点心屋台 紬茶ん」

  • 「餃子と点心 台湾点心屋台 紬茶ん」外観
  • ぱおシティから野毛の路地を進んでいくと、ちぇるる野毛ビルの1階に「餃子と点心 台湾点心屋台 紬茶ん(ちゅうちゃん)」が現れる。2025年8月にオープンしたこの店は、六本木の人気店で修業を積んだ店主が立ち上げたばかりの酒場だ。
  • 「餃子と点心 台湾点心屋台 紬茶ん」内観
  • 清潔感のあるお洒落な店内は、まるで台湾の屋台を思わせる雰囲気。ネオンの灯りが温かく、カウンター席とテーブル席が配された店内は、一人でふらりと立ち寄ることもできる親しみやすさがある。
  • 台湾餃子 焼 / 534円(税込)
  • 看板メニューの台湾焼き餃子は、焼き小籠包のような、焼き餃子のような、不思議な逸品。もちもちの皮を噛んだ瞬間、ジュワッとした食感とマヨ一味の味わいが絶妙にマッチする。一皿注文すると、あっという間に食べ終わってしまう、不思議な魔力を持った餃子だ。
  • 春巻き / 385円(税込)
  • 春巻きは、サクッと軽い衣の中にぷりぷりの海老がぎっしり。シンプルに見えて、実は手間をかけた本格派の味わい。ほかにも紬茶ん焼きをはじめ、お酒に合う品々が並び、どれも野毛のハシゴ酒の一軒として立ち寄るのにちょうどいいボリューム感だ。
  • 「とにかくコスパよく楽しんでいただきたくて」と店主がこだわる通り、お手頃な金額感で絶品料理が楽しめるのがなによりの魅力。一人で静かに餃子とビールを味わうのもよし、グループで賑やかに過ごすのもよし。野毛のハシゴ酒の一軒目としても、締めの一軒としても、ちょうどいい。そんな懐の深さを持った店だ。

餃子と点心 台湾点心屋台 紬茶ん

  • 住所:神奈川県横浜市中区野毛町3-160-4 ちぇるる野毛 1F
    営業時間:火・水・木・日・祝日 12:00〜24:00、
         金・土・祝前日 12:00〜26:00(お客さまがいれば延長営業あり)
    定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
    instagram.com/taiwan.chuchan.noge/
    ※ 最新情報をご確認の上、お出かけください。

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