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2019.08.09
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大森グルメ案内
洋食入舟

東京・大森は、下町風情が色濃く残る大田区北部のエリア。老舗からおしゃれなレストランまで、さまざまな料理店が軒を連ね、かならずおいしい料理に出会えます。なかでも素材にこだわった肉料理は、毎日でも食べたいおいしさ。大森の自慢の一品をご紹介します。
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  • Natsumi Agarie
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  • Naoto Shoji
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岩中豚の旨さに出会うポークソテー

  • JR大森駅から徒歩で約10分。表札に「洋食入舟」と掲げる古民家が現れた。洋食入舟は大正13年創業。昭和24年ごろに大森駅前から現在の建物に移った。メニューは、創業当時からほとんど変わらない。やわらかく旨みがあるという、岩手県産ブランド「岩中豚」ロースのポークソテーをいただいた。赤身にすっとナイフが入り、かむとほろりと身がほぐれた。外側は香ばしく焼き上げられ、中に肉の旨みがぎゅっと閉じ込められている。脂身を口に入れると、その深い味わいに驚いた。脂のくどさがなく、さっぱりと甘みがある。デミグラスソースは創業当時から継ぎ足してきたもの。トマトソースをベースに和牛の煮汁と赤ワインなど、厳選した食材をじっくりと煮込んでいる。「このソースは、私にとってなによりも大切なものです」と4代目の松尾さん。足しげく通う地元の常連たちのために、松尾さんは今日も腕をふるう。

  • 「岩中豚のポークソテー」単品¥1,450、ライス付き¥1,660(月曜ランチタイムは日替わりメニュー価格でライス付き¥1,450)

洋食入舟

  • 住所:東京都品川区南大井3-18-5
    TEL:03-3761-5891
    営業時間:11:30〜L.O.13:30、17:00〜L.O.20:30
    定休日:日曜・祝日の月曜

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