TRAVEL

2020.09.04
TRAVEL

仕事も、遊びも。
新しいリゾートの形

新しい生活様式の中、休日の過ごし方が多様化しています。
束の間の休みや週末を利用して家族やパートナーと過ごす、
あるいはいつもとは違う環境で働いてみる、
そんな新しいスタイルで楽しめる旅を提案します。それは
トップシーズンをわざと外した、静かなリゾートライフです。
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  • Memi Matsubara
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  • 標高3000m級の山々が連なる北アルプスの、美しくも雄大な絶景。長野県白馬村にある「白馬東急ホテル」はまさにその山麓に位置する。白馬の自然をモチーフにした豊かな色調と、ヨーロピアンテイストの格式漂う空間で、大自然を感じながら優雅な時を過ごすことができるだろう。
  • 白馬といえば世界的にも名を知られるスキーの名所。近年では、アウトドアブランドの直営店が次々とオープンするなど、冬だけでなく、四季折々のアウトドアが楽しめる土地として人気のリゾートとなっている。
  • 白馬三山が映り込む八方池へのトレッキングも、白馬では人気のアクティビティ。
  • この白馬で、新しい体験を提案してくれるのが、7月16日に新設された「TENAR(テナール)」だ。ホテル内のガーデンに登場したのは、まるで子供の頃に憧れた"森の中の隠れ家"。北アルプスの風景になじむスマートなデザインが特徴だ。
  • テントのような、シャープなデザインが印象的。
  • そして一歩足を踏み入れると、眼前の三角窓には緑豊かな森が広がっている。
  • 木の香りにほっとするTENARの室内。三角窓の向こうには豊かな緑が広がる。

  • 夕食後には室内がライトアップされる。穏やかな灯りのなか寛げる。

  • TENARに隣接するウッドデッキには、THE NORTH FACEのテーブルやチェアなどが設置され、キャンプ気分をさらに盛り上げてくれる。焚き火を見つめながら長野県限定の信州ウイスキーとバーベキューデザートのスモアを味わえば、至福の時間が訪れるはず。自然を身近に感じる醍醐味を満喫しながらも、室内はエアコンや洗面台、冷蔵庫完備で、ホテル内の客室と変わらない快適さだ。
  • 開放感が心地いいウッドデッキには、ハンモックやアウトドアチェア、ランタンなどが完備されている。
  • TENARのこの環境は「ワーケーション」への活用にもおすすめだ。日常的な仕事(ワーク)に、非日常的な休暇(バケーション)の感覚をプラスするワーケーション。自然を身近に感じられる場所は、クリエイティブな発想が生まれやすいという。新しい生活様式によってテレワークが普及しつつある今日、時間や場所に縛られずにストレスのない環境で働くことを提案したい。
  • また、白馬岩岳の山頂にオープンした、北アルプスを一望できるIWATAKE GREEN PARKにもワーキングスペースがある。麓か山頂か、気分によって使い分けてもいいだろう。
  • 白馬岩岳山頂の「IWATAKE GREEN PARK」。絶景の森のテラスには、無線Wi-Fiと電源を完備した山頂のアウトドア・ワーキングスペースが。
  • もちろん仕事だけではなく、遊ぶことも大切。白馬では、大自然が育む高山植物を観察しながら名峰を行くネイチャーウォークなど20種以上のアクティビティを楽しむことができる。ダイナミックな自然に抱かれて、心がほぐれる時間を過ごそう。
  • マウンテンバイクやシティサイクル、電動自転車のレンタルも可能。
  • フランスで誕生したスリリングなアクティビティ「エクストリーム・アベンチャーズが楽しめる「白馬つがいけ ワォ!」。

白馬東急ホテル


  • 住所:長野県北安曇郡白馬村大字北城4688
    TEL:0261-72-3001
    料金:TENARで森のリラックスタイムを楽しむ ¥32,800〜(1泊2食付、1日1組限定、2名1室利用時の1名料金。シーズンにより異なる)
    アクセス:JR「白馬駅」からホテル送迎車で約8分、「白馬八方バスターミナル」からホテル送迎車で約3分
    施設:レストラン「シャモニー」、日本料理「万葉」、ラウンジ&バー「ザ・ロッジ」、温泉、サウナ、アロマトリートメントサロン、レンタサイクル、テニスコートほか
    www.tokyuhotels.co.jp/hakuba-h
    ※Webサイトで最新情報をご確認の上、お出かけください。

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