2026.03.25
TRAVEL

長野で出会う、暮らしを楽しくするもの。
善光寺門前のセレクト雑貨店「ロジェ」

長野・善光寺門前エリアの路地を歩いていると、ふと足を止めたくなる店がある。古い建物の扉を開けると迎えてくれるのは、暮らしにそっと寄り添う雑貨たち。

観光地として知られる長野・善光寺のほど近くにありながら、日常の延長にあるような、落ち着いた空気をまとっている雑貨店「ロジェ」。

今回は、“旅の中で立ち寄る雑貨店”の魅力をお届けしていく。
  • TEXT
  • Mei Hiramatsu
  •  
  • PHOTO
  • Mei Hiramatsu
Share

長野・善光寺の空き家をリノベーションした雑貨店「ロジェ」

  • 長野の雑貨店「ロジェ」の外観
  • 2012年、「暮らしをたのしくする」をコンセプトに長野の善光寺門前エリアにオープンしたセレクト雑貨店「Roger(ロジェ)」。

    シンプルでありながら、どこかにかわいらしさや遊び心がある国内外のアイテムを多数そろえている。
  • 木の什器に並んだ食器や雑貨
  • 動物の絵が描かれたお皿
  • もともとは東京の雑貨店に勤めていた、店主の安達さん。「いつか自分のお店を持ちたい」という思いはずっと胸の内にあったが、転機は子どもが2歳になったころ。

    善光寺エリアで行われていた空き家見学会に参加し、この建物と出会ったという。
  • 長野の雑貨店「ロジェ」の内装
  • 「ここならできるかもしれない、と思ったんです」

    観光地に近い立地でありながら、駅前のように遅くまで営業しなくてもいい。子育てをしながら続けられる場所。自身のライフスタイルに無理なく寄り添う環境だったことが、決め手になった。

    当初は賃貸でのスタートだったが、現在は建物を買い取り、持ち物件に。明治期に建てられたという建物は、歴史を感じさせる風合いをそのまま残している。
  • 木の什器に並んだ食器
  • どこを見てもわくわくするような店内のディスプレイは、完璧に計算しているわけではなく、リノベーションの際に近所の方から譲り受けた什器などを活かしながらつくってきたのだとか。

    「この家具があるなら、ここに何を置こう、と逆算して考えています。パズルみたいな感覚ですね」

    まるでパズルのように組み立てられた空間は、明治期の建物と不思議なほどよく馴染み、古いものと新しいものが無理なく共存している。この街の空気そのものさえ、店の一部になっているようだ。
  • 茶箱の上にディスプレイされたポストカード
    最近仲間入りしたという、茶箱を使ったディスプレイも

旅行先で出会う、暮らしに馴染む雑貨

  • 器やコップ、箸置きが並ぶテーブル
  • ロジェに並ぶ雑貨は、ヨーロッパの空気感をまといながらも、実は日本のアイテムが多いという。安達さんはフランスに住んでいた経験もあり、その感覚が自然とセレクトに影響しているのだろう。

    仕入れは主に代理店を通して行うものの、最終的な判断基準は、あくまで“店のテーマに沿っているか”どうか。

    「生活に自然に馴染みながら、少しアクセントになるもの。シンプルだけれど、目を引くものを選んでいます」
  • 木の什器に並ぶ雑貨やタオル
  • 「実は個人的に、ピンクがあまり得意ではなくて」と笑う安達さん。その影響もあってか、店内はシックで落ち着いた色味が中心で、静かなトーンの中に細やかなかわいらしさが潜んでいる。
  • 木の箱に並んだポストカード
  • 人気商品は、手軽に持ち帰れるポストカード。旅行の記念として購入する人もいれば、コレクションとして選ぶ人も。
  • 複数並んだ食器
    食器もよく手に取られるアイテムのひとつ
  • カラフルなデザインの靴下
  • 「個人的には靴下もおすすめです」と安達さん。遊び心のあるデザインながら履き心地がよく、キッズサイズも展開しているため親子でおそろいにする楽しみも。
  • ディスプレイされた帆布バッグ
    長野県在住の作家「gogakusya」さんによる、帆布バックもおみやげにおすすめ
  • 旅先で手に取った一枚のポストカードや一足の靴下が、帰宅後の暮らしの中でふと旅の記憶を呼び起こす。ロジェの雑貨は、そんな小さな余韻を日常へと持ち帰らせてくれる。
  • 茶箱に並んだ紅茶やりんごジャム
    安達さんが長野で知り合ったお店の方が販売する、紅茶やジャムの取り扱いも

長野の街で、宝探しのような時間を楽しんで

  • 文具の入った引き出しを開ける様子
  • 観光地でありながら、地域に根ざした日常も息づいている善光寺門前エリアは、個人店が多く歩いているだけでも楽しいエリア。

    ロジェでの買い物は、どんな体験になるのだろうか。

    「商品数が多いので、宝探しのように楽しんでもらえたら。ぜひこのエリアを歩きながら、気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいです」

    実際に、「ロジェ」を目的地にして長野を訪れる人もいるという。雑貨好きにとっては、この店そのものが旅の理由になるのだ。

  • 長野の雑貨店「ロジェ」の内装
  • 効率よく観光地を回る旅行もいいけれど、ときにはあてもなく歩き、ふらりと立ち寄り、ゆっくり選ぶ時間もまた旅の醍醐味。

    雑貨店をのぞき、カフェでひと息つき、食事を楽しむ。「ロジェ」もその散策の途中にあるひとつの選択肢でありたい、と安達さん。

    長野への旅行の記憶に、そっと彩りを添えるセレクト雑貨たちは、暮らしと旅のあいだをやわらかくつないでくれるだろう。

Roger(ロジェ)

  • 住所:長野県長野市長野上西之門町604-1
    TEL:026-217-7929
    営業時間:10:00~16:00
    定休日:不定休
    roger-nagano.com/
    ※Webサイトをご確認の上、お出かけください。
  • ロジェの店舗のガラス

長野旅行の宿泊先は「長野東急REIホテル」が便利

  • 旅の拠点におすすめなのが、「長野東急REIホテル」。

    長野駅前に位置し、善光寺門前エリアへもアクセスしやすい好立地にありながら、館内は落ち着いた空気に包まれている。

    窓から差し込む光、機能的で使いやすいデスクまわり、ゆったりとしたベッド。シンプルで清潔感のある客室は、観光で歩き疲れた身体をやさしく受け止めてくれる空間だ。

    朝は明るいレストランで朝食をとり、ゆっくりと一日を始めることができるのも嬉しい。

    善光寺門前で雑貨を探し、カフェでひと息つき、街を歩く。「長野東急REIホテル」は、長野の旅行を自分のペースで快適に楽しみたい人にとって、頼もしい拠点になるだろう。

  • 今回の記事はいかがでしたか?
    長野での旅行を楽しんでいただけることを願っています。

    comforts.jpは、東急ホテルズが運営する、旅行好きの皆さまに向けたウェブメディアです。
    日本の魅力的な観光地やその土地の美味しいグルメ、文化や最新のトレンドなど、好奇心を刺激する旅行情報を厳選してお届けしています。
    さらに、ホテルでの過ごし方や周辺の散策スポットなど、旅をより豊かにするヒントも多数ご紹介。

    旅行へのワクワク感を高め、思い出を輝かせるパートナーであるために、comforts.jpは、もっと楽しく過ごせる、多彩な旅行情報をお届けします。

関連記事

この記事のオススメホテル

  • 長野東急REIホテル

    長野東急REIホテルは、JR長野駅(善光寺口)徒歩1分の好立地で、地下道でも直結するアクセスの良さが特徴です。長野市は、ビジネス面では首都圏とつながりが深く、観光・レジャー面でも中部・北陸を結ぶ周遊性の高い地域として注目されています。信州エリアにお越しの際は、是非ご宿泊ください。

    〒380-0823

    長野県長野市南千歳1-28-3

    TEL.026-223-1090

    FAX.026-229-7770