日本遺産とは?
- その地域に受け継がれる歴史や文化を物語として紡ぎ、ストーリーとして多くの人に伝える、文化庁が認定する取り組みです。伝統行事や風景、建築物など、地域に根ざした多様な魅力が、新たな発見や感動を生み出しています(2025年5月現在・全国105件のストーリーを認定)。
東急ホテルズ&リゾーツは、文化庁と「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」を締結しています。 
- 料理と舞が場を彩るなら、酒はそのすべてをやわらかく包み込む。泡盛は言葉を超えて異国の客の心をほぐし、その距離を縮めていく。
- 泡盛のルーツは15世紀頃、東南アジアから伝わった蒸留技術にあるといわれる。やがて王府の管理下で「御用酒」として冊封使の宴にも供された。
- 新酒を注ぎ足しながら甕(かめ)のなかで熟成させて香りと味を育てる「仕次(しつぎ)」という独特の製法と技術は、まさに“時を継ぐ”という思想そのものだ。
- 「泡盛蒸留所の見学は、とても楽しい体験になると思います。泡盛は香りと味が独特ですが、最近は飲みやすいものも増えて、飲み方もいろいろ。さんぴん茶やうっちん茶で割る方も多いですね。お酒好きの方には深いコクが魅力のクース(古酒)がおすすめ。私もファンのひとりです」(福嶺)
琉球泡盛
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年月をかけて育てる、泡盛の魅力

年代物の古酒に若い酒を注ぎ足し、香りや風味を保つ「仕次」文化は、いまでも健在。
年月をかけることで、その質が高くなるのが、泡盛の大きな魅力。
いまに生きる“守礼の心”
- 19世紀末、琉球王国は歴史の幕を閉じ、王府もなくなり、料理人や芸能者たちは職を離れた。だが文化は消えなかった。晴れの日の料理には王国の面影が宿り、泡盛は暮らしのなかに残り、三線や舞踊の音と色彩、その煌びやかさはいまも息づく。
- 旅人が沖縄を訪れるとき、人の温かさに触れる瞬間がある。
- 「祖母や母もそうですが、たとえば配達の人にもお茶やお菓子を振る舞います。沖縄はそんな人たちばかりで、何かをしてあげたい気持ちがあって、私もすぐに人の手伝いをしたくなります。お客様におすすめの場所を聞かれると、場所の説明だけでなく『このお店のこれがおいしいですよ』とか『店員さんにこう話してみてください』とお伝えしてしまいます(笑)」(福嶺)
- それこそが“守礼の心”。
- 琉球王国の日本遺産は、沖縄の人びとの心のなかにも生きている。
【立ち寄りSPOT】沖縄県立博物館・美術館
- 博物館と美術館を併設し、沖縄の自然、歴史、文化、芸術を同時に楽しめる施設。首里城正殿に掛けられていた「万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘」も展示。銘文には、海洋貿易国家として近隣諸国の架け橋を志す気概が刻まれている。

※写真提供:沖縄県立博物館・美術館
沖縄県立博物館・美術館
- 住所:沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
開館時間:9:00~18:00(火・水・木・日)/9:00~20:00(金・土)
休館日:月曜日(月曜日が祝日及び振替休日、または慰霊の日の場合は開館。その翌平日が休館)・年末年始・その他
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