日本遺産とは?
- その地域に受け継がれる歴史や文化を物語として紡ぎ、ストーリーとして多くの人に伝える、文化庁が認定する取り組みです。伝統行事や風景、建築物など、地域に根ざした多様な魅力が、新たな発見や感動を生み出しています(2025年5月現在・全国105件のストーリーを認定)。
東急ホテルズ&リゾーツは、文化庁と「日本遺産オフィシャルパートナーシップ」を締結しています。 
三つのもてなし。料理・芸能・泡盛
- 王国のもてなしには、料理、芸能、そして泡盛という三つのかたちがあった。
- 賓客のなかでも、中国皇帝から派遣される冊封使(さくほうし)は特別な存在。その数はときに数百人、滞在は半年にもおよび、王府は心を尽くした宴で迎えた。
- 宴の中心にあったのが、王国最高の料理「御冠船料理(うかんしん)」。御冠船とは、国王の王冠を携えた冊封使の乗る船のこと。そこから名づけられたこの料理は、国王自らの威信を示すとともに“もてなしの極み”だった。
- 豚肉、昆布、島野菜、豆腐。いずれの素材も異国から伝わり、琉球で根を張ったものたち。それを王府の料理人たちが修業を積み、腕をふるい、誇りをもって供していた。朱や黒の漆器に盛られ、その姿は、まさに華やぎそのものだった。
- 現代の沖縄で出合える「宮廷料理コース」は、かつての御冠船料理のエッセンスをいまに伝えるかたちのひとつ。
- そうした料理と同時に、目と耳を楽しませてくれる歓待もあった。
琉球料理
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王国のもてなし。華やかな膳


琉球王国で受け継がれた宮廷料理の再現例。
冊封使を迎えた御冠船料理も、同じく華やかな漆器と細やかな所作で、客人をもてなしたと伝わる。一品ごとに込められた心づくしが、王国の誇りを物語る。上は豆腐よう。
- 紅型(びんがた)の衣装をまとった舞い手がゆったりと現れ、やがて奏でられる三線(さんしん)の音にあわせて舞う。王府が冊封使を歓待した宴のなかで、芸能はもうひとつの“もてなし”。首里城北殿、識名園などで披露され、食と舞がひとつになる時間を生み出していた。
琉球芸能
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賓客を魅了した舞踊や組踊

「琉球舞踊」。王国時代から継承されている沖縄独特の舞踊。 
沖縄独特の歌舞劇「組踊」。いずれも「国立劇場おきなわ」を中心に保存と振興が図られている。
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- 那覇東急REIホテル 福嶺沙季

