TRAVEL

2023.01.20
TRAVEL

信州、 美しき 冬の醍醐味③
ー蓼科ー THE BEST PART OF WINTER IN SHINSHU

広がる自然に豊富な温泉など、四季折々の様々な姿で私たちを楽しませてくれる信州。
なかでも冬だからこその特別な楽しみがあるのが白馬と蓼科。
その魅力をご紹介します。
  • TEXT
  • Shinobu Nakai,Mayumi Yamamoto
  •  
  • PHOTO
  • Aflo
  •  
  • share:

  • 八ヶ岳の山麓に広がる蓼科高原は、冬でも晴天率が80%で、実は積雪量もあまり多くはない。ゆえに、昼間の青空はもちろん、一度見たら忘れられないほどの夜空に煌めく満天の星を楽しむことができる。空気が澄んでいる冬だからこその美しさはまさに別世界。昼間に訪れるなら、北八ヶ岳ロープウェイで行けるピラタススノーリゾートでの雪上散歩や、横谷峡の渓流沿いにある乙女滝などの水が凍る〝氷瀑〞もこの時期ならでは。その他にも全国各地にある諏訪神社総本社であり、国内で最も古い神社のひとつとして知られる諏訪大社や、お酒好きの方なら「真澄」や「麗人」など銘酒の諏訪五蔵と呼ばれる伝統と個性ある酒蔵を巡ってみるのもいいだろう。
    自然や観光を満喫した後は、森の高原ホテルで静寂という心地良さとともに、星空に包まれて何もしない時間を過ごしてほしい。それこそが、蓼科の冬の醍醐味なのかもしれない。


  • 蓼科の森から見上げる空は、遮るものがない。澄み切った空気のなか、無数の星がまるで降り注ぐよう。

関連記事

STAY