- 東山・白川橋から蹴上(けあげ)までのエリアは、粟田口(あわたぐち)という名のかつての街道の要地。東海道山科から入洛する入口のひとつで、鎌倉時代にこの地で刀をつくっていた刀工・粟田口吉光一派から、この地名がついたといわれている。
東山に7月開業の「THE HOTEL HIGASHIYAMA」では、江戸初期からこの地でつくられた粟田焼の器をはじめ、竹細工、京唐紙の版木など様々な京都の伝統工芸品を館内に展示。併設のクラフトショップでは唐紙、陶器などの工芸品を販売するほか、陶芸、提灯づくりといった体験アクティビティも実施し、京都を訪れる国内外のゲストが京文化を身近に感じ、触れられる機会を提案していく。
美味処も多く、また、青蓮院門跡や南禅寺などの名刹や美術館などもあって、アカデミックな新旧の京都を体感できる東山エリア。今度の旅は、この地で京都の「美」を愛で、味わいたい。 粟田焼の平皿。開業を記念してつくられたもので、ホテルのロゴが絵付けされている。
7/7OPEN「京の極み 東に宿る」
THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel開業記念宿泊プラン
- 東山観光の拠点、「THE HOTEL HIGASHIYAMA」では、開業を記念した宿泊プランを用意。エグゼクティブタイプ(ツイン・キング)に泊まり、ギフトが付いて1泊食事なし¥35,000~、朝食付きで¥40,000~(2名1室料金)。今後は神社仏閣の特別拝観プランなど、多彩な宿泊プランを企画する。
湯葉、豆腐、お酢、味噌、鰹節、昆布など、東山にある専門店の食材、調味料を使った、こだわりの和朝食。