SHIBUYA

2022.06.24
SHIBUYA

渋谷の散歩道で作り手の想いに触れる。

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  • Mei Hiramatsu
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  • 多くの人々が行き交い、一期一会が繰りかえされる街、渋谷。

    今回はそんな渋谷で、届ける人の顔を思い浮かべ、ひとつひとつの商品に愛情を込めて販売している2店舗をご紹介。

    忙しなく流れていく日々だからこそ、作り手の想いに触れて少し立ち止まってみよう。

本と編集の総合企業「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」

  • 2008年、渋谷から代々木公園方面に向かう「奥渋」エリアにオープンした「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(以下、SPBS)」。

    編集部が併設されており、出版や編集も行っているセレクト本屋「SPBS」の本店。

    ジャンルはコミック・文学・雑誌にカルチャーと満遍なく展開されており、5000冊以上の本に加え、文具や古着、香水やアクセサリーなども置かれているのが特徴だ。
  • オープン当初は年代別に本を並べていたため、本棚ごとにその年代の建築様式を模した特徴的なデザインになっている。その後、お客様の層やニーズに合わせて少しずつコンセプトを変え、現在はコミックやカルチャー、ライフスタイルや旅などでジャンル分けされている。
  • ユニークなのは、アルバイトスタッフも担当のジャンルが割り振られている点だ。

    店長が全体を見つつもそのときどきのスタッフの色が出たり、お客様の好きなポイントを意識していたり、歴代のスタッフの蓄積もあったりと「SPBS」ならではの空間が生まれている。
  • 「例えば低い棚に置かれている本は、しゃがんでくださる方に向けて選書しているので、隅々まで楽しんでもらいたいです。ほしい本を見つけたら、その本の上や下や横も見ていただけたら」

    そう話すのは広報担当の丸さん。常設の棚に加えフェアの台もいくつかあり1ヶ月間ほどで変わるので、来るたびに違う発見があり、新しい物や作品との出会いも楽しめる。
  • また「日常の延長にアートがあってほしい」という思いから店内には貸し出しギャラリーも。

    使用料を支払うことで誰でも展示が可能で、絵や写真、服や本などの展示や、スタッフが企画したフェアなども開催されているそうなので、ぜひ本と一緒にチェックしていただきたい。
  • 雑貨は本のそばにあるものや、本と一緒に使いたいもの、プレゼントしたいものを基準にセレクトされている。
  • 「文庫とハンカチなど、本と雑貨を組み合わせたプレゼントがおすすめです。小さい絵本などもプレゼントにぴったりですね」

    本に馴染みのある人も、普段なかなか手に取らない人も楽しめる“入口の本屋”を目指している「SPBS」。ふらりと入っても自分好みの「何か」に出会えるラインナップに、自然と引き寄せられてしまう。

    自分用にはもちろん、本好きの家族や友人へのプレゼント選びに利用するのもおすすめだ。

SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS (SPBS )

  • 住所:東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F
    TEL:03-5465-0588
    営業時間:11:00〜21:00
    定休日:不定休
    shibuyabooks.co.jp/spbs/
    ※Webサイトをご確認の上、お出かけください。

手作りパンとお菓子のベーカリー「GREEN THUMB(グリーンサム)」

  • 2019年、渋谷の桜丘町にオープンした「GREEN THUMB(グリーンサム)」。

    店名の「GREEN THUMB」が「緑を上手に育てられる人」を意味している通り、渋谷であることをつい忘れてしまうたっぷりの緑に囲まれた空間が印象的なベーカリーだ。
  • 店の前で育てられているのは、無農薬のハーブ園。
  • 「GREEN THUMB」のパンやお菓子などの商品に使用されているのは、しっとりもちもちとした食感が特徴的な国産小麦。

    「安心して食べられる材料を使用したパン」をコンセプトに、パンやお菓子はもちろん、サンドイッチの中の具材やクリームも併設された工房で全て手作りされている。
  • 商品はなんと全部で70種類ほど。1番人気の「あんバター」は現在、プレーン・いちご・コーヒーの3種類。あんこは厳選した北海道産の小豆を2日間じっくりかけて炊いており、ふわふわもちもちの生地と相性抜群。

    季節限定であるコーヒーあんバターには、提携店であるカフェ「WHITE GLASS COFFEE(ホワイトグラスコーヒー)」で焙煎したデカフェのコーヒー豆の粉をかけているなど、それぞれの種類にこだわりが。
  • 湯種製法で仕込んだしっとりもちっとした食感の「フォカッチャ」や、季節の食材を使用した期間限定のパンも人気のメニュー。春はさくら、夏は夏野菜やマンゴー、秋はお芋、冬はチョコレートなど豊富なラインナップで展開されている。

    「ミルクバター」や「クリームパン」も常にプレーンと季節の種類が用意されているため、同じパンでも時期によって違った味を楽しめるのが嬉しい。
  • 系列店の「WHITE GLASS COFFEE」にレシートを持っていくと、店内でコーヒーと一緒にパンが食べられる。天気の良い日はテラスで食べるのも◎
  • 終始にこやかに話してくださった店長さん。
  • 「国産小麦を使用した生地の風味、季節感のある食材と華やかな見た目を楽しんでいただけたら嬉しいです」

    パンに入っているもの、パンを作っているひと……安心安全であることを大切に、ひとつひとつに丁寧なこだわりがつまっている「GREEN THUMB」。

    お気に入りのパンを見つけて通うのはもちろん、季節ごとに変わる商品をお目当てに気軽に立ち寄ってみてはいかがだろうか?

GREEN THUMB

  • 住所:東京都渋谷区桜丘町28-9
    TEL:03-6452-5611
    営業時間:08:00~20:00
    定休日:不定休
    greenthumb.tokyo
    ※Webサイトをご確認の上、お出かけください。

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